テキストサイズ

遠くの恋人より近くの同僚

第34章 本当にこれで“さよなら”

「それならそうと言ってくれれば
良かったのに。倫子さんらしくないな」


“倫子さん”継続中。


「そうだよねッ!!ごめん、ごめんッ!!」


言おうとしたんだよ…本当に。


『ピンポーン♪』


で…


「ルームサービスをお持ちしました」


ドアの向こうからチーフマネージャーの声。


てか、頼んでませんけどッ!!


それどころじゃないしッ!!

ストーリーメニュー

TOPTOPへ