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遠くの恋人より近くの同僚

第34章 本当にこれで“さよなら”

五十嵐くんに真相を伝えられないまま
チェックイン…


遠目でチーフマネージャーも
“あれ?”って顔をして
私を見てるし。


それどころか
“これは気安く話しかけちゃダメなやつね”
って顔もしてるし。


「五十嵐凌馬様。本日はダブルルームで
承っておりますが、お間違いは
ございませんか?」


もう私…うつ向くしかないでしょ。


「あ、はい」


“はい”って言っちゃったよッ!!

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