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遠くの恋人より近くの同僚

第37章 空気な女

トイレから出ると…


『未央。待ってたよ』


凌馬くんが待ち構えていた。


『なんで?』

『未央と同じ空気が吸いたくて』

『だったら自分だけ外の空気を
吸ってくれば?』


なに言っちゃってんの?こいつは…


『付き合ってよ。ね?』


こんなキャラだったけ?


『ちょっとだけね』


惚れた弱味…


それでもやっぱり凌馬くんが…好き。

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