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遠くの恋人より近くの同僚

第5章 見方を変えれば……

一華だったら間違いなく断る。


二人の邪魔をされたくないのも
断る理由の一つだが
他人と関わることが苦手な俺を
一華が察してくれていた。


ま、本田も断るだろう。


少しは俺の性分を
分かってくれているは……


「どうぞ、どうぞ。遠慮なさらずに」


おいッ!!!


「五十嵐さんと一緒にランチなんて
嬉しすぎるッ。あ、私、経理課の
榎本晴夏ですッ」

「同じく経理課の土屋亜香里ですッ。
新入社員ですッ」

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