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遠くの恋人より近くの同僚

第5章 見方を変えれば……

「皆でご飯食べると美味しいねッ!
ね?凌馬くんッ!」

「別に。味なんて変わんねーし」

「二人ともごめんねー。凌馬くんてば
美女二人を目前にして緊張しちゃってる
みたいだからー」


……食いづらい。


それでいて面倒臭い。


「チッ……」


俺の耳に微かに届いた舌打ち。


気のせいか?

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