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遠くの恋人より近くの同僚

第6章 思わぬ方向へ……

「僕から成瀬さんにお願いして
買い物に付き合って頂きました。
そして成瀬さんには断られたのですが
僕が無理を言って成瀬さんを御自宅まで
お送りさせて頂きました」


すごッ……完璧。


凌馬だったら……この場をどうやって
切り抜けたかな。


「娘の為に御気遣いありがとうございます。
宜しければ御上がりになって頂いて
お茶でもいかがですか?」


父親がここまで言うということは
かなりの好印象を与えたことになる。

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