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彼の愛は重い鎖のようで、

第1章 恋人以上恋人未満


「……ね、手外して。」


外せるか。外したら無情にも見られてしまう。

今まで何度だって経験のある筈の行為に、一輝が相手となると違う。

何故だか猛烈に恥ずかしくなってしまう。

今更なはずなのに。


「やぁ、……あっ!」


隠していた手は彼によって解かれそのままベッドに縫い付けられてしまった。

顕になった胸に強く吸い付く彼。

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