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彼の愛は重い鎖のようで、

第1章 恋人以上恋人未満


音を立てて吸い付く度に私の体も同時に跳ねる。


「あ、……んん。」

「はぁ……。乃亜……。」


彼の右手が私のパンツの上を軽く擦る。

割れ目をなぞるような指の動きに無意識に声が漏れていく。


「やぁぁ……!」

「……気持ちい?」

「気持ちよくない!!ないから!!!あぁ!!」

「へぇ……、じゃあこれは?」


低く誘うような声と共に一輝は布を越え、そのまま指をゆっくりと入れていった。

突然の冷たさに体が勝手に跳ねてしまう。

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