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彼の愛は重い鎖のようで、

第1章 恋人以上恋人未満


壊れたおもちゃのようにバタバタと手足を動かし焦ってしまう。

いや、つーか興味あるっていった?


「あんたまさか童貞だったの?」

「そのまさかだ。」

「いや、モテてんじゃん。選り取りみどりじゃん。私じゃなくてもいいじゃん。」

「お前とは気心知れてるし、丁度いいかなって。」

「私はあんたの性欲処理係になった覚えはない!」


腹立つなこの野郎!
丁度いいってふざけんな!!
私をなんだと思ってるんだ!!!

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