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彼の愛は重い鎖のようで、

第1章 恋人以上恋人未満


「イった?乃亜。」

「ぁあ。あぁ……。」


倦怠感のようなものが全身に襲いかかる。

一輝が私の頬を撫でながら、優しげにしかし焦ったように声を投げかけるが当の私はそれどころじゃない。

あっという間の行為に放心しながら天井を仰ぎ見ていた。

まだヒクヒクと疼くような感覚が下半身から伝わってくる。

そんな感覚を微睡みながら感じているとーー、


「じゃあ俺のぶち込むから。」

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