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彼の愛は重い鎖のようで、

第2章 友達の定義


あどけない寝顔を晒している一輝に小さく舌打ちをして睨む。


「気持ちよさそうに寝やがって…。」


きっと私は一輝が昨日のことを謝ってきたりなんかすれば許してしまうのだろう。

なんだかんだいって私は一輝に対して1番甘く、1番大事な存在なのだから。

しかし、無理矢理抑え込まれヤられたことを考えるとどうしたってイラつきはする。

正直今は顔を見たくないくらいには腹が立っているため、取り敢えず彼を一蹴りして一輝の家をあとにした。

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