妖魔の憂鬱
第1章 優月という名のサキュパス
「ご馳走さま
優月(さつき)と一緒だと持ち良いしぃ~とにかくいっぱい出るから助かるょ。
僕が噛むと、傷は治せてもアザみたいに跡が残るでしょ?怪奇現象!?とか騒がれて、犯人探しが始まって…引っ越さなきゃとか…後が厄介なんだよねぇ~
僕が夢中になってると、すぐ死ぬほど弱っちゃうしぃ…」
「ギブ&テイク…お互い様でしょ?あたしは、動かずに済むから、楽だし食事に集中できる」
「最近はさぁ~このショタっぽ年格好のせいで、犯罪者に成りたくないって、手を出してくる人も減っちゃったしぃ~昔は良かったなぁ~」
「なにソレ?爺くさ!ハハハッ」
真っ裸で昇天する男の横で、身体中に淫紋を露にした優月と、少年の様な容姿に牙を剥き出しにした黒羽(くれは)は、満足気にくつろいでいた。
「クスッ
それにしても、この男の幸せそうな顔」
「幸せなんじゃない?
まさか、3Pでしたぁなんて…しかも相手は、あたしじゃなくて…15才のクロスに突っ込んだり、突っ込まれたりしてたぁなんて、この男は思いもよらないんだし…
あんたの存在だけ、記憶から消すんでしょ」
「今の僕は、く・れ・は!いつまでもクロスって呼ぶなょ」
「ふんっ!うっさいガキ」
機嫌良く話していたのに、揚げ足を取られた事が気に食わない優月は、鼻を鳴らして勢いよくソッポを向いた。
優月(さつき)と一緒だと持ち良いしぃ~とにかくいっぱい出るから助かるょ。
僕が噛むと、傷は治せてもアザみたいに跡が残るでしょ?怪奇現象!?とか騒がれて、犯人探しが始まって…引っ越さなきゃとか…後が厄介なんだよねぇ~
僕が夢中になってると、すぐ死ぬほど弱っちゃうしぃ…」
「ギブ&テイク…お互い様でしょ?あたしは、動かずに済むから、楽だし食事に集中できる」
「最近はさぁ~このショタっぽ年格好のせいで、犯罪者に成りたくないって、手を出してくる人も減っちゃったしぃ~昔は良かったなぁ~」
「なにソレ?爺くさ!ハハハッ」
真っ裸で昇天する男の横で、身体中に淫紋を露にした優月と、少年の様な容姿に牙を剥き出しにした黒羽(くれは)は、満足気にくつろいでいた。
「クスッ
それにしても、この男の幸せそうな顔」
「幸せなんじゃない?
まさか、3Pでしたぁなんて…しかも相手は、あたしじゃなくて…15才のクロスに突っ込んだり、突っ込まれたりしてたぁなんて、この男は思いもよらないんだし…
あんたの存在だけ、記憶から消すんでしょ」
「今の僕は、く・れ・は!いつまでもクロスって呼ぶなょ」
「ふんっ!うっさいガキ」
機嫌良く話していたのに、揚げ足を取られた事が気に食わない優月は、鼻を鳴らして勢いよくソッポを向いた。