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先生の秘密

第4章 ◎反撃

頭から離れない、先生の切なそうな顔。
あたし本当ダメだ…。
1日の終わりに考えを巡らせる。
ふと鳴るあたしの携帯。
『体育教師が更新されました』
ドクン、ドクン、
そういえば…あれからずっと読んでなかったな…。
怖い…けど、あたしは読んでみることにした。
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そろそろやばいな。
俺、本気でいこうかな。
今までは制御してたから。
教師ってゆう理由で
ただ逃げてただけなんだと思う。
でも最近、あの幼なじみがかなり頑張ってるみたいだ。
さすがにやばい…。
このまま俺は指をくわえて2人のハッピーエンドを見るつもりはない。
やってやろう。
プライドも意地も全部捨てて。
1人の女のために。
正々堂々、あいつと戦ってやる。
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なに…これ……。
ちょっとやばくない……?

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