先生の秘密
第5章 ◎三角関係
終わりのHRまで爆睡してたあたしは担任の先生に起こされてクラスの笑い者。
「奈々~、起こしてよー」
「だって余りにも気持ちよさそうに寝てるからさ」
「あーでもよく寝たっ…あ!」
和樹は部活のカバンを背負って出ていこうとしている。
「和樹っ」
あたしが呼び止めるだけでクラスからは冷やかしの声。
もう…和樹があんなこと言うからだっ…
「どうした?」
「今日、用事あるから一緒に帰れない。自転車のカギ渡すから和樹は自転車で帰ってね?」
あたしはいつも和樹の部活が終わるまで奈々と喋ったり、勉強したりして時間を潰して、教室まで迎えに来てもらってたんだけど…
今日は先生のところに行くから。
和樹に言おうかと思ったけど、体調も悪いし変な心配はかけたくない。
「いいよ俺、歩いて帰るし。」
「ダメー、和樹は体調あんまりよくないんだから!ね、」
「だってお前1人で歩きは心配。」
「心配しすぎだって~大丈夫」
「俺は部活の奴で近い奴に乗せてもらうから。だからお前はチャリで帰れ」
「わかった。ありがと!じゃあね、無理しないでね?がんばって!」
「おう、サンキューな」
和樹は
あたしの頭をポンポンとしてから部活へ行った。
「…さて、と……」
あたしは行かなきゃ…。
「奈々~、起こしてよー」
「だって余りにも気持ちよさそうに寝てるからさ」
「あーでもよく寝たっ…あ!」
和樹は部活のカバンを背負って出ていこうとしている。
「和樹っ」
あたしが呼び止めるだけでクラスからは冷やかしの声。
もう…和樹があんなこと言うからだっ…
「どうした?」
「今日、用事あるから一緒に帰れない。自転車のカギ渡すから和樹は自転車で帰ってね?」
あたしはいつも和樹の部活が終わるまで奈々と喋ったり、勉強したりして時間を潰して、教室まで迎えに来てもらってたんだけど…
今日は先生のところに行くから。
和樹に言おうかと思ったけど、体調も悪いし変な心配はかけたくない。
「いいよ俺、歩いて帰るし。」
「ダメー、和樹は体調あんまりよくないんだから!ね、」
「だってお前1人で歩きは心配。」
「心配しすぎだって~大丈夫」
「俺は部活の奴で近い奴に乗せてもらうから。だからお前はチャリで帰れ」
「わかった。ありがと!じゃあね、無理しないでね?がんばって!」
「おう、サンキューな」
和樹は
あたしの頭をポンポンとしてから部活へ行った。
「…さて、と……」
あたしは行かなきゃ…。