先生の秘密
第6章 ◎まさかの展開
あれからは文化祭、クラスマッチなど楽しい行事を終えてあたしたちはいよいよ3年生になる。
2年生は濃い、濃すぎる1年になった。
先生の告白も受けた。
和樹にも、もう一度気持ちを伝えられた。
なのに肝心のあたしは、モヤモヤしたままで…。
結局3年生になってしまった。
和樹も、先生もいつまででも待つって言ってくれてるけど、あたしも早く答えを出したい。
「こーこーろ!早く!見に行くよっ」
親友の奈々は相変わらず上野くんとはラブラブで…。
「涼平と同じクラスになれますよーにっ!!」
「ちょっと奈々~、あたしは?」
「心は同じクラスになる気しかしないもん(笑)」
「あははっ、確かに!」
歓声や、時には悲鳴も上がっている騒がしい掲示板にあたしたちも到着する。
「ひ、人がっ…」
小さいあたしは人にまみれてクラス表が見えない。
「見えないね~心」
さすがの奈々でも見えないようだ。
あたしたちは何とか隙間に入りこんで、近くまで行く。
1組…2組…3組…………
ないっ…!どこ!?野崎心は!
「奈々~」
「あたしもまだない…………あったっ!!あった!きゃーっ心~!また一緒~!!」
「ほんとだっ……!奈々~!あたしもう嬉しすぎる」
「涼平も一緒だ……。ああ神様仏様…ありがとうございますありがとうございます…」
奈々は泣きながら喜んでいる。
「和樹…」
橋本和樹、の名もあった。
「こーこっ!3年4組、よろしくな!」
突然、頭をつかまれわしゃわしゃとされる。
2年生は濃い、濃すぎる1年になった。
先生の告白も受けた。
和樹にも、もう一度気持ちを伝えられた。
なのに肝心のあたしは、モヤモヤしたままで…。
結局3年生になってしまった。
和樹も、先生もいつまででも待つって言ってくれてるけど、あたしも早く答えを出したい。
「こーこーろ!早く!見に行くよっ」
親友の奈々は相変わらず上野くんとはラブラブで…。
「涼平と同じクラスになれますよーにっ!!」
「ちょっと奈々~、あたしは?」
「心は同じクラスになる気しかしないもん(笑)」
「あははっ、確かに!」
歓声や、時には悲鳴も上がっている騒がしい掲示板にあたしたちも到着する。
「ひ、人がっ…」
小さいあたしは人にまみれてクラス表が見えない。
「見えないね~心」
さすがの奈々でも見えないようだ。
あたしたちは何とか隙間に入りこんで、近くまで行く。
1組…2組…3組…………
ないっ…!どこ!?野崎心は!
「奈々~」
「あたしもまだない…………あったっ!!あった!きゃーっ心~!また一緒~!!」
「ほんとだっ……!奈々~!あたしもう嬉しすぎる」
「涼平も一緒だ……。ああ神様仏様…ありがとうございますありがとうございます…」
奈々は泣きながら喜んでいる。
「和樹…」
橋本和樹、の名もあった。
「こーこっ!3年4組、よろしくな!」
突然、頭をつかまれわしゃわしゃとされる。