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先生の秘密

第2章 ◎危険な夏休み

和樹、ほんとにどうしちゃったの…?
「和樹…やっぱり熱あるんじゃない…?」
そう言った途端、さらにきつくなる腕の力。
「…お前、本当ばか。」
「え?」
スッと体を離すと、あたしの頭をぐしゃぐしゃにして
「気づけバカ」
そう言って和樹は部屋を去った。
気づけ…?
なにに…?
幼なじみに、和樹に、チューされて抱きしめられて…。
あたしの頭はパンク寸前。

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