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先生の秘密

第2章 ◎危険な夏休み

ママから逃げるように家を飛び出した途端、あたしはもう1回ドアを閉めた。
…え?
あたしはのぞき穴からもう1度確認する。
黒い車。
そう、その車は紛れもなくあたしが昨日乗せてもらった先生の車だった。
な、なんでっ!?!?
乗っている人も、紛れもなく早瀬先生。
あたしの家の前、だよね?
これはもしや…お迎えってやつ?
いやいや、先生が生徒にそんなことしてもいいの?
とにかくあたしの頭の中はハテナだらけ。

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