無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

次に出てきたのは、恐らくその“お誘い”ってのをしたと思われるユーザーのアバター画像と名前だった。


見た目は…まぁどこにでもいそうな、大学生っぽい男性。

名前も“透”だし、もしかしたら本名かもしれないけど、そんな事はあたしには関係ない。




『“透”さんから“ヒヨコ”さんに、お誘いが来ています！
今すぐお誘いを受けますか？』



そのすぐ下には、“はい”と“いいえ”
それから“保留”の３択がある。


もしかしなくても、これこそがＨコミュニケーションじゃない？


「……よしっ、じゃあ早速」



ドキドキで若干震える指を“はい”にタップすると、途端にケータイの画面は眩い光を放ち、あたしの目の前が真っ白に瞬いたのだ。