無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「あんた、さっき入り口でオロオロしてた子だろ？」


「ぁ、は はいぃっ////」



ついつい変な想像しちゃってて、返事の声が裏返ってしまった。

もおバカバカ！
ちゃんと向き合って話さなきゃ！



「そうじゃないかと思ってたけど、やっぱり素人なようだね。
いいかい、ここは素人にはレベルの高いところだから、ヤるなら他を探した方がいいよ」


「あ…す すみませんっ///」



レベルが高い、かぁ。
確かに処女のあたしは素人同然だしエッチのレベルだって下の下のそのまた下かも。

だけど初心者用の掲示板にもあったみたいに、このアプリで練習してレベルアップするのもアリだもんね。


実際、あたしだって透さんや瑛理さんのお陰で、少しはレベルアップできてると思うよ！



「じゃあね。
次は悪い男に捕まらないよう気を付けなよ」


「あ あのっ、待ってくださいっ」



これも折角の縁だもんね。

だから、あたしは美青年さまにもレベル上げを手伝ってもらえたらなぁって、そう思ったの。