無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

────────────
────────

────…




「──────ふぅ…」



ヤりたい放題シ放題の会場を出てヴァーチャル世界から抜けると、思わずため息が漏れた。


何て言うか…人それぞれのあまりにいろんな性癖？や趣味を垣間見たような気がした。


だけど、それらを叶えてくれるのがこのアプリ“Sexiii”なんだもんね。




「今日は透さんからのお誘い……まだ来てないかぁ」



ホーム画面で新着のチェックをしたけれど、特に透さんだけでなく今のところ誰からもコンタクトされた表示はされていなかった。


たまにはあたしの方から透さんにお誘いをかけてみようか…とも思ったのだけど、その前にもう少しSexiiiでできる事をあれこれ試してみたいかなぁと思った。





「そうか…あたしだって男性になれるんだよね」



あの男たちじゃないけど、“女体の神秘”ならぬ“男体の神秘”に、あたしだって興味があるみたいなんだもんっ。