無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

──くちゅ ぬちゅ ぬちゅ


入れた指を出し入れして、気持ちいいところを探してみる。


奥までグッと押し込んでみるんだけど、でもやっぱりアプリで体験した時のような気持ちよさが自分ではなかなかできないみたいだ。



「指、1本だから感じないのかなぁ。
2本にしたら………ぁ 痛っ」



中に入れる指を増やそうと中指も一緒に入れようとしたのだけど、狭いココにはなかなか入らない。

無理に入れようと思っても、痛くて入れられないのだ。



「無理にしたら、切れちゃいそうだよぉ」



なのにあの時とか全然痛いどころか気持ちよかったと思えたのは、ヴァーチャルだから？

でもエッチって、ココにアレが入っちゃうんだよね！？



……………いや、ヴァーチャルだからこそ、処女の痛みは感じないのかもしれないなぁ。




「あうー。
透さぁん、明日はお誘い絶対だよぉぉ」




結局、自分ではこの疼きを解消できないまま、あたしは諦めて今日は寝る事にした。


明日こそ、明日こそはと強く思いながら。