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第7章 ヴァーチャルではなく、現実にあります!!




「いらっしゃいませー。
ありがとうございましたー」



──数日後。


何事も変わった様子のない毎日。

朝起きて仕事に行って、終わったら家に帰ってご飯食べてお風呂入って……



ただ変わったのは、寝る前にケータイを触らなくなった事、ぐらいかなぁ。




「ただいま、おでんキャンペーン中ですー。
はい、ありがとうございましたー」



不特定多数のお客さんと接するコンビニの仕事。

朝は通勤客が多くて、昼前にはランチを求めるサラリーマンにOL。夕方ぐらいから学生が増えて、夜はちょっと怖そうなお兄さんも来たり来なかったり。



「お弁当あたためですかー?
ありがとうございましたー」



何のドキドキもない地味な生活に、退屈を感じてる。

だから、帰ってからのドキドキできるアプリをずっと探していたのよ。

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