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第7章 ヴァーチャルではなく、現実にあります!!

強引に開かされた足。

意思とは関係なく汚されていく心。



それはとても固くって、冷たくって。


──『何が酷いだよ。
顔変えただけでのこのこノってくるお前がバカなだけだろ』



たかがアプリなんだけど、確かにリアル過ぎるくらいのヴァーチャル世界だったんだけど、でも心の繋がっていない人となんて、同じ行為でも全然違う。




「ゃ やめ……痛っ」



でもそれはヴァーチャル。
ケータイのアプリ。


嫌なら止めてしまえばいいし、やり直したければアカウントを変えて、それでもコンタクトを断ちたければブロックしたり……




「ぶつかった慰謝料で、今そこにぶっこんでやるから、おとなしくしてな。
そぉら─────」



「─────────────っ」




…違う!

今はヴァーチャルなんかじゃないし、現実だもの。

逃げられないし、ブロックもできない現実──────っ






「そこで何やってるんだっ!!」


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