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第7章 ヴァーチャルではなく、現実にあります!!

「きゃあぁっ!!」



怖さでドキドキしてる間もなく、あたしは男に押し倒され冷たいアスファルトに背中をつけた。



「や やめっ、……離して 下さいっ!!」


「バーカ、今更止めるヤツがいるかよ!
こんな時間にうろちょろしてて言う言葉か!」


「そんなっ
…………いやあぁっ!!」



固いアスファルトの上で、のし掛かられた男の体重が冷たくて痛い。

だけどもっと痛いのは、乱暴に触られた胸よりも、あたしの心だ。



「んだよコイツ、乳全然ねぇじゃん!
クソっ、さっさと足開け!」


「………………………っっ」



つい先日にも感じた事のある、この屈辱感。


騙されて強引に襲われかけた、あの時の事が頭の中で甦ったの。

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