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「──────────────…っ」




ギュッと反射的につむっていた目を、ゆっくり開けた。

徐々に目が慣れて、視界がハッキリとしてくる。



シンプルな内装に、大きなベッド。

その向こうにはバスルームがあるのも知っている。

だってここは───…





「ひよ子ちゃん！」



あたしを呼ぶと同時に胸に飛び込んできたのは、懐かしい声に懐かしい感触。

やったぁ。
ようやく、ようやくあたしたち…！




「ひよ子ちゃーん！
オレずっと探してたよおぉ！
あああーあったかいひよ子ちゃんのおっぱいぃー」


「と 透さぁん////」



もうアバターでインチキ？はしないし、あたしも透さんとおんなじようにリアルのまんまのスタイル。

あ、名前がまだヒヨコのままだっけ。
でも透さん、ちゃんとひよ子って呼んでくれてたなぁ。