無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「じゃあもしかして、瑛理って名前も本名ですか？」




あんなにさっきまでいやらしい事をしてたんだけど、でもこうやって一緒にお話をするとちょっと楽しく感じちゃうの。

エッチをする為のアプリみたいだけど、こうやってお話をするのもいいね。



「ヒヨコさん、あのね…」


初めは緊張してガチガチだったんだけど、みんなエッチを楽しんでる人が集まるアプリみたいだし、あたしも楽しみ方がわかってきたかも。




「…私もこのアプリを始めて1ヶ月も経たないんだけどね。
でもここにいるのは、みんな裏の顔を表に出してる人達ばかりだ」


「え……っ」



突然、瑛理さんの様子が変わったみたいで、顔を上げた。



「自分の分身を好きなように変えられる仕様になっているからね。つい見た目につられて、実際まさか…なんて事もあるようだ」


「………瑛理さん…？」