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第3章 もの足らないと思ってるなんて、ありません!?

ビクビクビクンっ

あそこから拡がっていく快感の波で、全身が小刻みに震えた。



「……はぁっ ……はぁ……はぁ…」



心地良い疲労感のせいで今は恥ずかしさも消え、胸を上下しながら息を整える。

足を大きく広げたままなのも忘れて。





「ヒヨコちゃん、イっちゃった?」


「は はぃ……」


「良かった。
イき顔、かわいかったよー」


「へ……?
やっ やだぁっ////」



そんな風に言われて、慌てて手で顔を覆う。

でもそんなあたしを見て、透さんはケラケラ笑った。




「ね、ヒヨコちゃん。
……もっと、シていい?」


「──────────っ///」



“もっと、シて”

その言葉を聞いて、あたしは顔を覆ったままドキンと震えた。

だってこのまま、今から透さんと最後までシちゃうって事だよね!?


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