テキストサイズ

とある日常

第1章 勘違い S×O

Oside


久々に釣り仲間と呑んでたけど、なんだか今日は翔ちゃんと呑みたい気分だったから早めに解散した




もちろん明日翔ちゃんが休みってことは知ってるし、そのまままっすぐ家に帰ったことも知ってる


翔ちゃんの休みの日が俺と重なるってことはほぼないからすごく嬉しいんだ


だからルンルン気分で行ったのになんか考え事してるし、ひとりでコンビニ行くとか言い出すし…


確かに急な訪問は悪かったなって思ってるけどそんなに?


もしかして俺嫌われてる?





そう感じた瞬間気分が下がる速さは異常だった







勝手に大きなため息が出てしまう




出てしまったものはしょうがない


翔ちゃんもなんか心配してるって顔してるし…



智「俺といるのそんなに嫌?」



翔「え?急にどうしたの(笑)」




智「だって話しかけても考え事してるし、ひとりでコンビニ行くとか言い出すし……もしかして俺、邪魔だった?」



翔「いや…そんな……」




智「邪魔だったなら最初から断ってくれればいいのに…嫌だってはっきり断れる性格じゃないのは知ってるけど、そういうの早く直した方がいいと思うよ 自分のためにも……相手のためにも」





翔「…………」





ストーリーメニュー

TOPTOPへ