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え?元アイドルのお従兄ちゃんがわたしのクリフェラ係ですか!?

第14章 白昼堂々、教室にて

 夕謡が依里子に向かって言う。依里子は少しのあいだ固まっていたが、夕謡の気迫に圧《お》され、慌てて鞄を手にすると教室を出て行った。

「きみたちもだ。早く!」

 教室にはまだ三人ほどの生徒が残っていた。夕謡に恫喝され、彼らも教室を出てゆく。

「夕謡! どういうつもり……」
「僕のほうが、詩菜を気持ちよくできるんだよ」

 下着の上から秘裂をなぞられ、わたしは声を漏らした。

「兄さんに舐められて、感じたんだ?」
「ちが……っ」
「何が違うの。でも、僕のほうがずっと……ずっと!」

 下着をずらされ、指が侵入《はい》りこんでくる。こんな状況であっても、敏感な粒を刺激されれば体は反応する。

「ふぁ……っ、ゆう、た……っ」
「子供の頃、兄さんと結婚の約束をしたんだって? ぼくはクリフェラ係にしてくれるって言ってもらえただけで嬉しくて、それをずっと待ってたのに」
「え?」
「詩菜にとってクリフェラ係がとても大事な存在だと思ったから、僕は……っ」
「夕謡、いた……い……っ」

 指が強引に侵入してきて、膣内《なか》を探られる。同時に親指でクリトリスを捏ねられ、とぷりと蜜が溢れ出すのがわかった。

「――もう、僕は我慢なんてしない」

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