地味に甘い君
第9章 おでんと告白は冷めないうちに!
今日は午後の抗議を受けてすぐにマンションに帰ることにする――――…
サークルの飲み会に行こうと猛烈なプッシュを受けたが…
テンションは駄々下がりでキッパリ断った
男性陣から「女子の集まり悪くなるじゃんか」と、小言を言われたが…
そんなの知ったこっちゃない…
僕を餌に散々良い思いをしてきたんだ…そんな風に言われる覚えは無い――――…
「なんか、最近――――…大丈夫か?なんか、顔色悪いし…飲み会の回数減らしてんのか?」
「そんなこと…ないよ?大丈夫。飲み会楽しんできて。」
そう言って笑ってやると…誠は「なら…いいけど…なんかあったら言えよ?」と、まんざらでもない顔をして仲間と飲みに行った