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地味に甘い君

第9章 おでんと告白は冷めないうちに!

物音に振り替える人物はやっぱりヤマト君で!


僕は思わず抱き締めてしまった!!



「!赤羽――――!?え!?えぇ!」



「ごめん――――…僕の方こそ…ごめん!!」



「いや、俺の方こそ…マジで――――…ごめん…」




「いや、僕の方こそ!!謝りたかった!謝りたかった!離れたくなかった――――…」



僕は腕のなかで「俺も…」と言うとヤマト君に――――やっぱり離れたくないと強く思った!



「――――赤羽…何か落としたけど大丈夫か?」


「うん!おでん――――…」


「は?!おでん!?」


ヤマト君は慌てて僕の腕から逃れるとおでんに駆け寄った!


「!うわ――――…容器から出ちゃってんじゃん!でも、袋の中で溢れてるだけだ!セーフ!」



うぐぐぐ――――…僕のハグより…おでんかよ…


ちょっと…嫉妬…

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