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地味に甘い君

第1章 ワンルームに花?!


つ――――…疲れた…


大分夜中だ…


今日は他のバイトのやつがいきなり休んだせいで

最後までシフトに入る事になってしまった…



最悪だ…眠い――――…眠すぎる…


早く帰ってシャワー浴びて…寝たい…


って――――そういえば…赤羽今日も来るって言ってたよな?

部屋の電気消えてる――――…だよな、もう寝てるか…


俺はフラフラする足をやっとの思いで持ち上げながらアパートの階段を上がり自分の部屋を目指す――――…



「ん?――――…だれ?」



俺は目の前の光景に思考が停止した…


なんと、誰かが体育座り状態で俺の部屋の前でうずくまっているではないか!?



「だ…だれ――――?って!赤羽か?!」



俺は大声が出そうなのをぐっとこらえ赤羽の体をゆさゆさと揺らし起こした!






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