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地味に甘い君

第12章 恋愛超初心者!?


赤羽と学食を出てからも…何人かの女子に声をかけられた。


その都度、赤羽「好きな人が出来た」と…俺なら恥ずかしくて言えない言葉がスラスラ出てきて女子たちを驚かせていた。


「///誰ですか!?その…好きな人って…」


俺は隣で気配を消すのにいっぱいいっぱいだったが、その質問にビクッと反応してしまう!



「――――フフフ、秘密だよ。」



赤羽は嬉しそうに答える…



彼女達が去っていくと…赤羽は俺をチラッと見て頬笑む…



「――――なんだよ…超…落ち着かない」



「今度…静かな場所チョイスしておくね?お昼も僕が作ってもいいしね」


「///作るって――――…弁当か?」



「うん、お弁当の方が安く上がるかも!ヤマト君お金にシビアだからそっちの方が良くない?」



――――弁当かぁ…学食より安く上がるなら…ありがたい!


だが――――…赤羽が食堂で弁当を食べてたら…絶対…怪しまれるよな?



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