地味に甘い君
第12章 恋愛超初心者!?
「俺も…どこか探しておく…赤羽が手作り弁当食ってたら…大惨事だ…」
「///フフフ――――だね?」
俺たちは歩きながら大学内の穴場を探して歩いた…が、そう簡単には見つからず――――…サークルなんぞに入っていない俺はこんなに大学って広かったのか?と唖然とした…
「――――赤羽…時間だ」
「あっ、講義だね?――――そのあとは…」
「は?帰って検定の勉強だけど?なに?」
赤羽は何か言いたそうだったが――――…「頑張って」とだけ言った。
「――――あ…弁当代とか出すかど…手の込んだやつとか要らねぇ~からな、赤羽懲りそうで怖い」
「え~…お金の代わりに――――…キスがいいんだけど?僕は」
「///バカ!――――こんな所で言うな!絶対金払うっつーの!」
俺は唇を押さえる赤羽を睨んで講堂に向かった!