地味に甘い君
第16章 年越し有頂天②
おかしいなぁ…赤羽に屈しないぞ!?って…思っていたのに…
何で屈しない…とか、思っていたのかさえ…どうでもよくなり…しがみつきながら…赤羽の髪の毛の香りを肺いっぱいに吸い込む!
「ん~…俺と同じシャンプーなのに…違う香りがする…
イケメンは…匂いまでイケメンかよ…ムカつくなぁ…」
「///何を言ってるの?ヤマト君?僕的にはヤマト君だっていい香りがして…ここなんか…果物みたいに甘い香りがする…」
そう言うと赤羽は俺の部屋着を捲り――――…ツンツンに、立っている乳首に吸い付いた!?
「///はっん!くっっぁ!」
ビリリ――――と、電流が流れたかと思った!
あまりの衝撃に俺は赤羽をきつく抱き締めた!