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地味に甘い君

第16章 年越し有頂天②


「あれ?――――でも、ヤマト君…辛そうだよ?大丈夫?」



――――大丈夫…じゃない…


どうしたら落ち着くのか…酔っている俺には検討もつかない!



「ヤマト君――――ごめんね?嫌だった?泣かせたくないし…もう寝よっか…」


俺を膝の上からソファに軽々と移動させた赤羽は俺の頭を撫でて反省している…


――――いや…じゃ…なかった。


むしろ…この生殺し状態をなんとかしたくて俺は目をキョロキョロさせた…


考えないと…寝る前に…出したい!出したい!


今までで一番気持ち良かった事を…思い出す――――…



赤羽と一緒に…擦った……アレ――――…



アレが一番気持ち良かった!



だから――――アレを…もう一度!?



俺はソファを離れそうになる赤羽の腕を掴み――――…引き止めた!



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