地味に甘い君
第16章 年越し有頂天②
「///赤羽――――…アレ…」
ヤバい!“アレ”って…何て言うんだ!?
って――――どうやって“アレ”を頼むのんだ!?
「ん?ヤマト君…“アレ”って…なに?」
――――何て言ったらいいんだ?“アレ”は何て言うんだ?
俺は回転しない頭をどうにか回転させようと頑張るが…「ヤマト君?」と、顔を覗かれると…急かされている気分になり、ますます何て言っていいか分からず悩む!
「ヤマト君…“アレ”って…なに?ん?」
――――もう!めんどくさい!
俺は赤羽の手を掴んだまま寝室に向かう!
この前は俺のベッドで“アレ”をしたんだ!やるなら…やっぱりベッドだよな?