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地味に甘い君

第17章 年越し…う…ちょう…てん…


「あっ――――忘れてた…“明けましておめでとう、末永くよろしく”」



「“末永く”じゃなく…“今年も”だろ。

よろしく――――…」



僕はヤマト君の濡れた髪を撫でてお風呂場を後にした。


僕が出た後のヤマト君の反応が見たかったけど…あたふたしているヤマト君を想像するのも楽しいから…これでよしとする。


さてと、これから遅めの朝ごはんを食べて…初詣にも行こうかな。



――――もちろん…二人で…



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