地味に甘い君
第3章 帰れない理由?!
次の日――――――――…
「ん~!よく寝たぁ!今日も1日頑張るぞ~!」
目が覚めたら体が軽くなっていた!!
気分は最高で何だか体調がいい!
昨日はあんなに疲れていたから、目覚めは最悪だと覚悟していたのに…
「今日…調子いいなぁ~体の疲れがスッキリと取れてんだよなぁ…不思議!」
「ヤマト君…爆睡だったからね…」
と、言う赤羽は逆にげっそりしている?
「どうした赤羽…今日はお前が疲れてるな…なんかあったのか?」
赤羽は「ハハハ…」と、力なく笑うと自分の作った味噌汁を飲んだ
「今日の朝飯もうまいな!流石、赤羽」
赤羽よ!疲れているのに今日の味噌汁も完璧ではないか!
赤羽は俺の反応を嬉しそうに笑っていたが、疲れが見え隠れしていた
「そう言えば…鍵…ど~すっかなぁ…
大家にバレたら鍵交換になるんだよ…無くした場所とかの検討はつかないのか?
最悪交換だけど…万単位は飛んでいくよな?――――…バイトの給料見てからだな…」
「え――――…交換!?悪い――――…弁償するよ!」
「いいって――――…渡したのは俺だし…見つかるかも知れないし、最悪の場合だから」