地味に甘い君
第20章 初めての体験?!
「そりゃぁ…最後までやりたいけど…」
ベッドに二人で抱き合いながら“ヤル、ヤらない”を議論するとは…夢のようである。
「先は長いんだ――――…無茶はだめだろ?僕は後でヤマト君の寝顔にでも顔射させてもらうから!」
「――――え?///いやだよ…朝起きて…顔がパキパキなのは…」
「プッ、冗談だよ――――…次は…僕のもイカせて?ね?」
「///――――わっ…分かった…」
「ヤマト君――――好きだよ…」
「分かった…から///――――…俺も…」
僕はヤマト君を抱き締めて瞳を閉じた!
大学3年の冬――――…
僕は初恋の人と…初体験をした。
それは――――…愛のある包容だ…。