地味に甘い君
第23章 君を好きになって…
「///僕のキス…気持ちいいんだ…」
――――み…見つめるな…
俺は赤羽の目を見ながら…首肯く。
赤羽の瞳は少し茶色が強くて…綺麗…
光によって色合いが変わる…不思議で魅力的な目をしている。
髪の毛は瞳の色に合わせて染めているのか…柔らかいブラウンで…触るとフワフワで心地いい。
真っ黒な髪と瞳の俺には全てが眩しく…羨ましい。
「///う…うるさい…」
「可愛い…」
赤羽は…俺に甘い気がする…
本当にいいのか?
俺をこんなにあっさり許してしまって…
「///赤羽…俺――――…頑張る…」
「///うん。でも、ヤマト君はいつも頑張ってるよ?」
――――そう言う…ちょっとした一言が嬉しい。
「///もっと――――…キス…しようか?」
「///お、おう……」
俺は赤羽の提案に…顔を真っ赤にして答えた。