地味に甘い君
第24章 君が好きすぎて…
「ハァハァ――――ハァハァ…ヤバい…このアナルは…魔性かも…///」
クポ…トロ――――…ジュプ…
と、アナルから逆量する精液を食いとどめようとアナルがキュウンと閉まったり広がったりを繰り返す!
「///ヤマト君…大丈夫?」
ベッドではクテンと意識のないまま横たわるヤマト君が、時折…「あっ…か…ば」と、うわ言のように僕の名前を囁く。
「///ヤマト君…ヤマト君…」
毛布をかけてあげると…僕の方に寄り添うように身を丸くする。
「///ありがとう――――…ヤマト君…///」
僕は、ヤマト君が泣きながら僕に謝る姿を思い出していた。
“お前を――――利用した!”
ズキッとした――――けど…
始めてて言われた…
利用した人間は…それを悟られたくないのか…僕の前から姿を消した。
謝ってくれた人間なんて…誰もいなかった。
ヘラヘラしていた僕も悪いけど…
利用して当たり前――――って皆…結局そう思っていたんだ。
そう、思うと…人間関係がどんどん冷めていって…
僕の周りの人間は…ど~でもいい存在だった…