地味に甘い君
第25章 神頼み?!縁結び!?
家にいても、押し掛けてくる子にうんざりした赤羽は海外で暮らしている純弥さんを訪ねていった――――…
と、言うのが一連の流れらしいが…
「僕はね…本当にうんざりしていたんだ…
だから――――…逃げたんだ…」
「赤羽――――…」
赤羽のせいではない…絶対に…
でも、その場にいたくなかったのは…わかる気がする…
「純弥さんは…何でも受け入れてくれて……まぁ…彼も、大概…ヤバい人だったし……ああ見えて、日本に帰ってくるまで金髪だったんだよ?うけるでしょ」
「は?マジで?」
――――嘘だろ?あの人金髪だったの?
「それに――――…ご主人様には忠実すぎて引いたよね~」
「は?…ご主人様?」