地味に甘い君
第27章 縁結びの意外なご利益!?
「お!?内田君内定決まったって!?おめでとう~!でも、入社式までは時間あるんだろ?バイトそれまで頼むよ~!」
バイト先の店長に内定を報告すると我が子のように喜んでくれた!
「はい!まだまだお世話になります!」
容赦なく増えていく洗いのもを必死に片付けながら俺は、まだ続くバイト生活にため息をつく。
しかも、今日はなんだか忙しい!
「今日はなんだか忙しいですね…」
「ああ~最近サークルコンパの打ち上げだの親睦会だの…予約がいっぱいで!嬉しい悲鳴だ!」
――――サークルコンパかぁ…
そういえば…赤羽にあったのって…このくらいの時期だったかも…
あいつ――――ゴミ箱の隅に隠れてて…
俺は赤羽との思いでに少し顔がにやける。
「今日も――――ゴミ箱の隅にいたりして…」
と、冗談半分ゴミだしの時間じゃないのに外に出てみた!
と――――…そこには…身を縮めて座る赤羽の姿があった!
「///赤羽!?」
「///えっ!ヤマト君!?――――うゎ…奇跡!」