地味に甘い君
第27章 縁結びの意外なご利益!?
「ヤマト君、沢山もらったね~!僕のアパートでお祝いしよっか!」
帰り際、更に何かをもらったのか…赤羽の手には袋が見えた…
「だな――――…暖かいうちに食べたい!」
「だね!」
俺たちは赤羽のアパートに向かった。
「なぁ?こんなにもらって来たのに…他にまだ、くれたのか?あの店…そんなにサービス良かったか?」
「うん。これから部屋に帰ってお祝いするって…言ったら――――…店長の奥さんが、じゃぁこれも持って行きなさいって……うわ!こんなに沢山のお酒……もらっちゃった!」
「はあ!?酒!?」
俺は赤羽の手にしていた袋を覗くと…
そこにはビールだの缶酎ハイだの…色々なお酒類が見えた。
「――――これ…給料から引かれないよな…」
「えっ――――?!そう言うシステム?!」
――――そんなにシステム聞いたことがないが!
この量は…自分で買ったとなると…なかなかの出費だと思う…
――――店長…赤羽に貢過ぎだ!