テキストサイズ

地味に甘い君

第28章 ほろ酔いヤマト君!?


~赤羽side~



「美味い!やっぱり店長の唐揚げは美味いなぁ~!」



お酒と共に貰ってきたおつまみを頬張るヤマト君!



サクッ、ジュワ!っと音までさせて!美味しそうに食べてる!


「僕も食べる~!」



サクッ、ジュワ~!///うん!美味い!



そう言えば…あそこの居酒屋で僕とヤマト君は出会ったんだよなぁ…


ふふふ、思いでの場所!


ゴミ箱の隅で隠れていたのをヤマト君に声をかけられたんだった…



あの時は…ストーカーに悩まされていた時期だったなぁ…


僕は2本目のビールをグラスにそそぐとヤマト君の少し赤くなった顔に目を向ける。


「///…あっ……俺も――――…ビールちょうだい」


少し酔ってきたのかヤマト君も空のグラスを僕に差し出す。



トクトク――――…と、グラスにビールがつがれるとヤマト君は「サンキュー」と、言ってグビグビっと飲み干す。



「ヤマト君~飲める人じゃ~ん!ほら、ほら、もっとど~ぞ!」



「///~おう!」



僕が進めるとヤマト君はニコニコしなが空いたグラスを再び差し出す!


そして次は、春雨のサラダを口に運び「ん~!これも美味しい!」と、頬を撫でながら体をフラフラさせていた。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ