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地味に甘い君

第29章 不穏の足音…


赤羽の…フワフワした髪の毛


スラッとした背丈と…バランスのとれた体格…


横顔…だって――――…


あの笑顔だって――――…



立ち読みしている男性だって…

レジの店員だって――――…



赤羽の顔を見たくて…チラチラとソワソワとしている…



「――――赤羽…笑ってる…」



赤羽は買い物を一緒にしている女性と終始楽しそうに笑いながら買い物カゴに食材をを買っていく…



その中には…



お泊まりセット――――…何てものも…見えた…




「――――……」



俺は、それ以上…見たくなくてコンビニの前からダッシュで離れた!



――――見たくなかった…


なんで俺は見てしまったんだ!なんで――――…



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