
地味に甘い君
第5章 初恋確定スイッチ
ヤバい!ヤバい!ヤバい!!
自分の気持ちに気がついてしまったら…
この状況は――――ヤバくないか!?
僕は、今自分の腕の中にいるヤマト君を近距離で見つめている…
あの日――――…寝ているヤマト君にイタズラしてから…
僕の中でヤマト君の存在が…違う方へと変わって行ったのは間違いない…
だが――――…徐々にヤマト君への気持ちは恋心に変わっていった…
こうやってヤマト君を目の前に…僕の心臓は高鳴っているし…
キス――――…だって…したい…
僕はお姫様抱っこで膝の上にいるヤマト君に顔を近づける――――…
「///――――キス…出来そう…っ~か…したい…」
――――…チュッ…
「うっ…ん~…」
///やっ――――…やっちゃった…キス…しちゃった!
触れるだけのキスだったが…僕は嬉しくて…ヤマト君を抱き締めた…
「うっ///う~…くるし…い…」
ヤマト君の言葉に慌てて抱き締めるのを止める!
「///ご、ごめん――――…」
