地味に甘い君
第5章 初恋確定スイッチ
僕は気がついてしまった――――…
このヤバさは…
初めての感覚だと言うとこに…
――――愛しい…
離したくない…
抱き締めたい…
キスしたい…
エッチしたい…
こんなに一気にヤマト君の存在をピンク色に感じるなんて…
僕は――――…頭が真っ白になった…
何だろう…この…ザワつく感じ…
何だろう…この…緊張とは違うソワソワする感じ…
恋…
僕が――――…ヤマト君に…?
大学でヤマト君を探していたのも…
会いたかったのも…
それは――――…僕がヤマト君に
恋をしたから?
好きになったから…?