地味に甘い君
第38章 【番外編】え!?“完”じゃないの?続くの?
~赤羽side~
「「負けた気になるから――――…」」
ヤマト君とハモりながら囁くこの…決まり文句…
なんか…合言葉見たいで…気に入ってきた。
「///ヤマト君――――…目がうるうるしてる…」
「///う…うるせぇ…」
目をうるうるさせて…しまいには顔まで真っ赤にさせるなんて…
どんだけ君は可愛いんだよ~!
ヤマト君の可愛さにテンションが上がった僕は首筋に顔を埋める。
すると、くすぐったそうにクイッと肩が上がる。
チュッ…と、首筋に吸い付くと「はっぁ…」と、ヤマト君の吐息が漏れる。
「僕――――ヤマト君のその声…大好き…」
もっと聞きたいから…再び首筋に吸い付いて…愛を囁くと
「///んっ、あっ――――バカ…」
って、恨めしそうにエロく睨まれた…
バカなのはヤマト君のほうだよ?そんな可愛いこと言ったら…止められなくなるじゃん?
僕はさっきよりも強めにヤマト君の首筋に吸い付いた!